大聖堂の町ケルン

街の真ん中にあるケルン大聖堂は街のどこから見ても、絶対

見えるので方向音痴の私でもこの街で迷う事は一度もあり

ませんでした。

観光の起点がこのケルン大聖堂にあったわけです。

kirch

 

そして、

このケルンという町のユースホステルに泊まった日のこと・・・

ユース前にある居酒屋は私にはとても楽しげに見える空間でした。

わいわいがやがや。。

どぉーんと起きる笑い声、激論する声・・・。

ドイツ語なだけに迫力あるし・・・。

中に入ってみたいが、店内は地元のおじさんやおばさんだらけで、

もちろん東洋人は誰一人として入っておらず、とても私のような

よそ者が入っていける雰囲気ではありませんでした。。。

でも、

気になって仕方がないので店の前を行ったり来たりとしている

うちに店からあふれ出てしまった一人のおじさんが私を手招きする。

なんやろ?と思ってそこへ行くとおじさんがおもむろにカウンターへ

向かって、”こちらのにーさんに”ビールを一杯やっておくれ!”

(と言ったかどうだか?)

運ばれてきたビールをまぁ呑みなさいという感じで私によこす。

私は自分でお金を払うつもりで差し出すと、何やってんだそんなもの

いらないよとばかりに手で遮る。それじゃ、ということで頂き、

Prosit !(乾杯)”とグラスをカチンと合わせようとしたとき

(ジョッキでなくグラスだった。)

Nein! Nein!(違う!違う!)”と言って、グラスの下部同士を

あてがうよう注意した。

どうして?という顔をしておじさんを見るとグラスの上部を

あてがって乾杯をするとガラスが割れちゃうよ

(とたぶん言ったと思う。)

という感じでジェスチャー入りで説明した。

 

 

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