ハニム~ンな訳

どうやら私は2度ハニム~ンをすることになりそうだ。 その1回目が今回。
といっても今回は相手はなし。さしずめ、予行練習ってとこかナ?(笑)

結論を急ぎましょう。つまり今回の旅は新婚ホヤホヤの夫婦とほとんど旅程が 一緒だったのです。

それはまるで私が新婚旅行をヴァーチャルに体験している そんな感じだった。だから私にとってもハニム~ン。 もちろん、その夫婦にとっては本当のハニム~ン♪ 簡単に夫婦を紹介しましょう。


旦那さんは見た目は私と同じ歳位。しかし実は8歳上のバリバリのパッカーI氏。

私の今回の荷物を見て「全盛期の俺のようだ」と嬉しいことを言ってくれはるサラリーマン2年目。仕事の関係で今度ロンドンに転勤するが、頭の中は 週末は欧州のどこへ旅に出かけようか?で頭がいっぱい。

本人の供述によると(笑)海外出張も仕事の書類を広げる前に周辺諸国とその国の地図を広げたという。そんなホントの旅人らしい。

奥さんは手術室のナース。普段は滅菌!滅菌!という仕事状態。果たしてバックパッカー的新婚旅行を最後まで耐えられるのか?愛称は「さっちゃん」いつも気配りをしてくださる素敵な女性。 しかし、実態はナニワ・商人の国出身の娘。


そんな二人の会話で印象的だったのは「これからも毎年新婚旅行しような♪」 でした。私もそんな台詞を言う日が来るのでしょうか? そんな二人の新婚旅行を見届けた私はI夫婦公認・新婚旅行見届け人でした。

この二人にはUAEのアブダビ空港で出会いました。あと同じくアブダビ空港で 出会ったのが岐阜県民Y氏(2歳上)

空港のトイレの男女表示


(左)男性トイレ。白い服の上にかれらはジャケットを羽織る。(右)女性トイレ。町中はこんな人ばかり。

さらっと書きますが、私はUAEのビザは持っていませんでした。利用したガルフ航空ではトランジットホテルを用意していると旅行会社を通じて言っていたの ですが、そのバウチャーを関空で受け取るのかどうか?

ちゃんと聞いていなかったので私はGWのババ混みのチェックインカウンターで全日空の職員と激しくやり取り 私の後ろは長蛇の列。

しかも、さらにマイレージの会員登録手続きまでしてしまうというイヤな乗客と化していた。旅行会社に電話で確認を取ってもらうために時間はドンドン過ぎてゆく。

離陸50分前。手荷物検査のところはめちゃめちゃ すごい列。今まで見たことのない長さ。

焦る。

間に合うのか?出国審査のときに トランシーバーを持った人になんか呼び出されるシーンを容易に想像できる。

仕方がないのでとりあえず出国し、飛行機のゲートに連絡を入れてもらうことに。 出国審査では離陸5分前なのに悠然と並んでいるバカか心が広いというか落ち着いているというか危機感のない人が沢山いて笑けた。

で、結局、アビダビ空港でもらってくれということになり、そのまま私は飛んだ。 香港で全日空からガルフ航空に乗り継ぎ、バンコクで一回着陸し、飛行機は アブダビ空港へ。

さて、トランジットホテルである。もちろんビザがないので空港内のエアポートホテルかと思いきや違うようだ。

それどころかガルフ航空の 職員の手際の悪さがさらに作業効率をさげ2時間以上も待たされる。 ようやく、サナア行きの客は集まれという号令のもとヨルダン人の農家を先頭にイミグレーションへ。

その間、ゾロゾロと彼のあとに付いていき、とうとうパスポートを預けたまま、ビザなしでイミグレを通過!

ところが、今度は別室に行きかけたと思うとまた元の入国前のところへ (つまり、空港内へ)それからまたイミグレをぞろぞろ団体で歩く。

かと思うとまた戻り・・・を数回繰り返してやっとトランジットビザが発給された。 思わずビザスタンプが増え嬉しがる私(^^;;

しょぼいSFのセットみたいなアブダビ空港内

やっとの思いでUAEに入国を果たした私は眠さ100%!そのままバスでトランジットホテルへ。

着いたら部屋数が足りないからとさっきの岐阜人Y氏と相部屋になる。

めちゃくちゃ綺麗なホテル。プール付。着いたら着いたで食事だと。

食えるかーー!!!

でももったいないから食べる。しっかし、早よ、寝させろぉ~。

やっとのことでようやく私は眠りにつくことができ、ホテルの部屋が広すぎて全然 落着かないと思っていたのは最初だけでした。

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